太陽光発電の出力抑制

  

太陽光発電を導入している人にとって、出力抑制は気になる問題です。売電を抑制されることで、収入にも影響が出ることもあるでしょう。ここではそもそも出力抑制とは何なのか仕組みについて紹介します。

電力会社が買い取りを一時的止める「出力抑制」

太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入が始まり、家庭や一般企業でも売電が行われるようになりました。そのため、電気の供給量と需要がバランスを崩し、供給量が需要を上回ることもあります。

その際に、需給のバランスを取るために行われるのが、出力制限もしくは出力抑制が行われます。

2015年に施行された出力抑制のルールとは

出力抑制のルールは、2015年に再エネ特措法が改正され、一部が変更されたうえで施行されています。

また、この規制は家庭用の太陽光発電も対象となっています。

遠隔出力抑制の義務

出力抑制の自動化に伴い遠隔出力抑制システムの導入が義務になりました。

費用負担はオーナーですが、家庭用の場合には買取価格も高くなるため、初期投資費用の回収期間に変化はありません。

出力規制をする時間の変更

以前は1年のうち30日間と決められていましたが、新しいルールでは時間単位で360時間となっております。

エリアや電力会社によって傾向やルールが異なる

太陽光発電の出力抑制は、電力発電所の発電容量によって条件やルールが異なります。

電力や申し込み時期などによって対象も異なりますが、これは電力会社の接続可能量が違うためです。

また、電力会社の出力制御が起こりやすいエリアとそうでないエリアもあります。周りに電力を使う施設が多いほど出力抑制の可能性は低くなり、人の住んでいない郊外や離島は出力抑制されやすくなる傾向です。

そのため人口が多いエリアや産業が多い東京電力や中部電力、関西電力のエリアは出力抑制のリスクが低いといえます。

出力抑制についてのまとめ

太陽光発電を導入している人は、出力抑制の仕組みやルールをしっかり把握し、納得したうえで受け入れることが大切です。

出力制御では、オーナーが何か作業をするわけではありませんが、規模によっては収入に影響することも考えられるため、出力抑制について考慮して運用を考える必要があります。もし出力抑制の影響が大きく、収入減が大きいようであれば設備ごと売却するのもひとつの手段です。

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