Operation【障害・復旧対応】

太陽光発電所でなんらかの不具合を検知した際の対応を指す障害・復旧対応。このページでは、障害・復旧対応について紹介しています。

障害・復旧対応とは

太陽光発電は機械を用いるため、トラブルはつきものです。障害・復旧対応とは、器機に発生した何らかのトラブル対する対処のことです。太陽光発電には、電気を生み出す太陽光パネルと、電気を使えるように変換するパワコンの設置が欠かせません。この太陽光発電の装置に何らかの不具合が発生した際、すぐに対応する必要があります。どんなに有名なメーカーの製品であっても「何があっても大丈夫」と過信してはいけません。

トラブルや被害を最小限に

近年では環境保全の側面だけではなく、電気を売買できるようになり、経済的なメリットに魅力を感じて導入した方も増え始め、太陽光発電は急激に普及しました。太陽光発電投資家は、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して、電力会社に売って利益を得ています。しかし、太陽光発電の初期導入費用を回収するためには、ある程度の時間が必要です。

トラブルが発生して動かなくなってしまう前に、障害・復旧対応で被害を最小限に抑えることが大切なのです。早めにトラブルを発見するために、発電量を可視化する発電監視装置が発電量の異常を検知するのに役立つでしょう。また、太陽光発電装置のある場所から近いメンテナンス会社と契約すれば、すぐに駆けつけてもらえますよ。

太陽光発電における「障害」「リスク」「不具合」

パワコンの停止

パワコンは太陽光パネルと違って寿命が短くトラブルがつきものです。例えば冷却ファンの故障や接続端子の接触不良などのトラブルによって、パワコンが停止してしまいます。パワコンが止まると使えない電気のままなので、電力会社は売電を受け入れてくれません。家庭用のパワコンも同様に停止すると、家電が使えなくなります。パワコンの寿命は10年程度です。20~30年を超えるほど長期的に発電事業をするなら、10年おきにパワコンの取り換える必要があります。

火事

太陽光発電は電気を生み出すうえで便利ですが、火事を発生させてしまうリスクが少なからずあります。「配線の接触不良」や「動物が線をかじる」などで太陽光発電装置がショートとして、火事が発生してしまうのです。中には、太陽光発電装置のショートが原因で家が半焼状態になってしまったケースも。「太陽光発電は危険!」と言い切ることはできませんが、装置の管理や施工次第で火事につながると頭の隅においておくと良いでしょう。

落雷

落雷は太陽光発電装置を停止させてしまうリスクの一つです。直接発電装置に雷が落ちなくても、近隣に落ちてしまうと装置に大きなダメージを与えてしまうのです。それが原因で、発電量の低下や装置の故障につながります。落雷の影響で発電が完全に停止すると、速やかに復旧しなければ売電収入を得ることはできません。落雷対策として、遠隔発電監視を取り入れましょう。発電量をチェックしていると太陽光発電装置が停止したことにいち早く気づくことができます。その後は、契約したメンテナンス業者に復旧作業を依頼しましょう。

台風

夏から秋にかけて上陸してくる台風によるリスクもあります。太陽光発電は台風に対する耐久性能を備えているのですが、想定外の強い台風が発生すると、太陽光パネルが強風で吹き飛ぶことも。強い台風が上陸しない限りパネルが吹き飛ぶというケースは少ないですが、強風で運ばれてきた小石や木片がパネルを傷つける可能性があります。対策として火災保険や動産保険に加入すると、台風被害あっても補償してもらうことが可能です。

積雪

太陽光パネルを支える台付近が劣化していた場合、積雪の重さで倒壊してしまうことも少なくありません。太陽光パネルに雪が積もると、一時的に発電量が低下してしまう障害が発生します。経年劣化に関しては、メンテナンス業者による定期的な点検を徹底していれば、事前に異常を発見することが可能。積雪のリスクを軽減する方法として、火災保険や動産保険に加入するのも一つの手です。

具体的な管理方法

太陽光発電装置のトラブルが発生した際の主な障害・復旧対応は、以下の作業内容となります。

  • ブレーカーのON/OFF
  • パワコンのON/OFF
  • パワーコンディショナに表示されるエラーコードの確認
  • その他、簡易的な作業・現地で補修が可能な作業

不具合・故障の内容によっては、保険会社や電力会社、メーカーに相談した後に作業に取り掛かるケースも少なくありません。障害・復旧対応は、全ての不具合や故障を解消することはできないのです。トラブルの原因が複雑な場合、障害・復旧対応で以下のように別途費用が発生することもあります。

別途費用が発生するサービス

  • 不具合発生原因の特定
  • メーカー保証の申請
  • 部品・機器の交換または修理
  • 施錠管理

上記のようなサービスの場合、障害・復旧対応の作業で別途費用が発生するケースもありますが、現場すぐに対応することができるため、早めの復旧につながります。トラブルを放っておいたままだと、売電収入が減ってしまうので、早めにトラブルを解決できることはありがたいですね。