太陽光発電所の洪水被害

洪水

最近は異常気象による大雨や長雨、河川の氾濫などによって洪水が発生することも珍しくありません。そしてこの洪水によって太陽光発電所も被害を受ける可能性があるので、そのリスクを回避したり減らすための対策をとっておく必要があります。

以下の記事ではその具体的な方法について、また洪水被害を受けた太陽光発電所の売却について解説します。

洪水から太陽光発電所を守るための対応策 

洪水被害から太陽光発電所を完璧に守るための対策は洪水が起こらないようにすることですが、それはなかなか難しいでしょう。よって、洪水被害が起こる可能性があることを前提に、それをいかに低減させるかということを考えておく必要があります。

例えば、洪水が発生したとき、地盤が緩んで太陽光発電所が甚大な被害を受ける可能性がありますが、この問題はあらかじめ地盤の安定した場所に設備を設置することで、また普段から地盤の状態をチェックしておくことにより、リスクを回避もしくは低減できる可能性があります。

一方、洪水被害を回避できなかった場合の対策も考えておく必要がありますが、万が一、洪水で太陽光発電所が浸水したときは、パワーコンディショナーから架台に至るまで設備や機器には一切近づかないようにし、またそのことを周りに周知徹底せておきましょう。なぜなら、浸水した発電設備に触れると感電するおそれがあるからです。

とりわけパワーコンディショナ―などの送電設備は感電リスクが高いので、浸水時は絶対に近づかないようにしてください。そして水が引いた後も警戒を続け、安全が確認されるまでは近づかないことです。

感電のおそれがなくなった後は、太陽光発電所へのダメージを少しでも少なくするためすぐに復旧作業に当たることになりますが、その際、作業者は必ずゴム手袋を手にはめ、長靴をはいて安全対策をしてから作業してください。そしてこうしたグッズを普段から備えておくことも、立派な対応策になるでしょう。

さらに太陽光発電所を設置する前にできる対策としては、災害対策に詳しく、その分野のノウハウを持っている施工業者に設置を依頼するということができます。洪水被害を低減できるかどうかは設置の仕方にもかかっていますので、その意味で、災害対策に詳しい業者を選ぶことはとても重要です。

決して料金だけで判断しないようにしましょう。最後に繰り返しになりますが、洪水被害から太陽光発電所を守るためのポイントは、洪水被害が出ることを前提に、その被害をいかに低減させるかを考えておくことです。

洪水被害で破損した場合に売却できるか 

洪水被害で太陽光発電所がダメージを負った場合、なんとか売却できないかと考える人もいるかもしれません。結論からいうとこの選択は、かなりハードルが高いといわなければなりません。というのは、事故時物件とし売り出すことはできますが、買い手がつかない可能性が高いからです。

これは太陽光発電所に限ったことではなく、普通の家であれマンションであれ車であれ、大きく破損した物件に投資したがる人はいません。よって、売却は基本的に難しいと思ったほうがいいでしょう。

それでも売却するときは、必ず複数の買取業者に見積もりを依頼してください。なぜなら、同じ条件の物件でも業者によって買取価格は異なるからです。また、万が一競合になったときは価格が上がる可能性もあるので、その意味でも見積は複数社に依頼しましょう。

一方、買取を依頼するとき、業者に太陽光発電所の状況を説明することになりますが、その時、真っ先に洪水被害を受けたことを話すようにしてください。なぜなら、詳しい査定を受けた後で事実が発覚すると、信用を失って売却できなくなる可能性があるからです。