FIT買取期間の終了後について

太陽光発電における「2019年問題」というキーワードは、太陽光発電を導入している人にとっては非常に気になるところではないでしょうか。10年間と定められた住宅用の太陽光発電のFIT買取期間が終了するのが早くて2019年。さらに2023年までにこのFIT買取期間が終了する設備は160万件を超えると言われています。

また、FIT買取期間が20年と定められた産業用太陽光発電でも、「2032年問題」として問題になってくる可能性はあります。

FIT買取終了後の対応

FIT買取が終了した後の対応として、考えられるものをご紹介します。

太陽光発電設備を売却する

まずは、FIT買取期間が終了した後は「太陽光発電設備の売却」を行うのがひとつの方法と言えるでしょう。太陽光発電システムは、まだ発電ができると考えていても少しずつ劣化してしまうものです。いくらメンテナンスをしているとはいえ、屋外に設置しているものである以上、天候の影響などは避けられません。

そこで、太陽光発電設備が高く売却できるうちに売却することを検討してみてはいかがでしょうか。太陽光発電システムの価格は、当初と比較して下がっている状況ですから、「売却したいと思った時が最も高く売却できるタイミング」でもあります。

もちろん、少しでも高く売却するためにも、日々のメンテナンスはとても大切。「どうせ売るものだから」と適当な管理をしていると、査定価格を下げてしまうことに繋がってしまうため注意をしましょう。

発電した電気を自分で使用する

また、発電した電気を蓄電・充電しておいて自分で利用するという方法があります。太陽光発電で発電可能なのは昼間、太陽が出ている間のみですが、蓄電池などを導入することによって、発電した電気を蓄電・充電することで夜間の電力使用にまわすことができます。

蓄電池がない場合、夜間の電力分は電力会社から購入する必要がありますが、昼間に発電した電力を蓄電し、夜間に回すことで光熱費の節約が可能というメリットがあります。

また、近頃は電気自動車を購入したり、購入を検討している家庭も多いでしょう。自分で発電し、電気自動車の充電に使用することで、さらなる節約にも繋がります。

一度専門家に相談してみましょう

FIT買取終了後の対応としてはいくつか考えられるものの、売却をするにしろ、引き続き使い続けるにしろ、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。売電状況やメンテナンスの状況など、対象となる太陽光発電の状況を伝えることでベストな選択肢を提示してくれるはずです。

そのためにも、まずは自分で管理している太陽光発電設備のFIT期間がいつ終了するのかを把握しておき、早めに相談をするようにしてください。

まとめ

FIT買取期間が終了した後の対応について2通りご紹介してきました。

発電した電気を自分で使うのも一つの方法ですが、太陽光発電設備が徐々に劣化をしていくことを考えると、基本的には売却という方法がおすすめであると言えるでしょう。いずれにしても、早めに専門家に相談をすることで、ベストな方法を選ぶことができます。