買い手側のメリットと注意点を知っておく

ここでは、中古の太陽光発電所の購入を検討している「買い手側」のメリットと注意点について紹介しています。売る側として買い手のメリットを知ることで、優位に売却を進められることが多いため、ぜひ参考にしてください。

過去の発電実績やコストを確認できる

発電/売電実績で収益イメージがつきやすい

中古の太陽光発電所は、過去の発電や売電の実績を確認でき、収益のイメージがつきやすいのがメリット。「初期投資額は回収できるのか」「どのくらいの利回りなのか」など、ある程度収支状況を見通したうえで投資が始められます

ランニングコストは投資額に見合っているか

設備のメンテナンスにどれくらいの費用が必要なのかを確認できます。ランニングコストは実際に稼働させてみないと分からない部分があるため、中古物件の過去のコストを事前に把握できるのは大きなメリット。投資額に見合ったコストかどうかチェックしましょう

金融機関からの融資を受けやすい

収益が出ていた物件は、金融機関からの融資が受けやすいというメリットがあります。金融機関は貸したお金が戻るかどうかを重視するためです。スムーズに太陽光発電投資を始めたい方は中古物件から探してみるのもいいでしょう。

現地で設備や日照を確認できる

発電設備が問題ないか直接確認

発電に必要な設備の状況や日照具合を現地で直接確認することができます。設備がまだ使えるかどうか、修理の必要性などを確認しましょう。物件設備のメンテナンス状況などから業者の対応もチェックできますよ

設備まわりのメンテナンスはされているか

配線がむき出しになっていたり、草刈りがされていなかったりする発電所は、運営業者の対応が悪い可能性があります。配線は経年劣化や盗難リスクがあるため、地中に埋めてあるのがベスト。雑草はパネルにかかってしまうと日陰を作ったり故障の原因になったりします。

日照の具合をチェックできる

土地の気候や自然災害のリスクなどは業者の資料で確認できますが、日照具合は足を運んでみないことには掴めません。晴れが多い地域だとしても、回りの建物や木々などで日陰ができてしまえば、発電効率は落ちてしまいます。その逆に、日陰になりやすいと聞いていたのに、実際に見てみたら問題なかったというケースも。中古の太陽光発電所は、自分の目で確かめて購入するのをおすすめします

工事の延期や中止のリスクがない

既にあるので工事の必要がない

設備が整った状態で売りに出されているため、工事の途中で中止になってしまうなどのリスクがありません。ただし、修理が必要な場合もあるので、事前に確認が必要。修理費は販売価格に含まれていますが、修理期間が必要になってきます。

設備代や工事費を抑えられる

設備はすでに揃っているため、工事費や設備代が抑えられます。それだけでなく買い取り後すぐ稼働すれば、即売電が始められるのもメリットです。また、太陽光発電所が最初に稼働した年度の「固定価格買取制度(FIT制度)」が適用されるため、新規の発電所よりも高い価格で電気を買い取ってもらえるケースも。費用を抑えたい方に、中古の太陽光発電所は向いています。